2014年4月18日金曜日

ビックカメラも格安スマホ 端末代込み2830円ですと! これどうよ?

千円スマホのセット物として、イオンから出された2,980円スマホがヒットしたので、
今度はビックカメラが、似たようなコンセプトのセット物スマホを発表しました。

今度は月額2,830円(税抜)で、イオンよりもさらに安い価格です。
今回は、この「ビッカメ・スマホ」を斬ってみることにします。


画像はビックカメラのHPから引用

基本的な構成


基本的には、イオンと同じように、SIMフリー端末に、
MVNOの格安SIMを合わせて販売するセットモノです。
  • 端末  : Covia Flea Phone CPF03A メーカーHPは⇒こちら
  • SIM   : IIJの音声通話・データ通信 SIM IIJのHPは⇒こちら

端末代金は、月額930円×24回払い(端末総額22,320円)※パッケージ代金込み

SIMはIIJのミニマムスタートプラン 2,052円(税込)
(月額料金:972円+音声通話機能付帯料:1,080円)

この月額を合わせたものが、2,830円(税抜)となります。
(税込、税抜がややこしクてスミマセン)

端末代金を2年間払えば、25ヶ月目からはSIMの月額2,052円(税込)のみ
となりますので、めでたく2千円スマホとなります。

上記の「パッケージ代金込み」というのはSIMを最初に購入した時の、
初期費用のことです。
例えば、AmazonでSIMを買うと、その金額が初期費用になっています。
↓ ↓ ↓ ↓

端末単体のAmazon価格が約18,500円ですから、個別に買うのととくに変わりませんね。
↓ ↓ ↓ ↓


端末の性能を斬る


SIMの方は私がムスメたちに買ったのと同じなので、端末の方を調べてみます。

外形はこんなイメージ⇒
(CoviaのHPから)
仕様は以下です。
  • OS : Android 4.2
  • CPU : クアッドコアプロセッサー 1.2Ghz
  • メモリ : Flash ROM … 4GB / RAM … 512MB
  • 表示 : 4.5インチ / QHD IPS液晶
  • カードスロット : microSDカード×1(SDHC対応)
  • 3GSIMスロット : 標準SIM×1、microSIM×1 (デュアルSIMスロット仕様)
  • 3Gデータ通信 : W-CDMA (2100/800MHz)
  • Bluetooth : Bluetooth 4.0
  • GPS : A-GPS対応
  • NFC:Androidビーム
  • USBクライアント : micro USB端子×1
  • スピーカー : 0.8W
  • メインカメラ : 500万画素
  • フロントカメラ : 30万画素
  • ヘッドフォン端子 : イヤホンマイク端子×1 (3.5mmミニジャック)
  • 無線LAN : 2.4Ghz/5Ghz IEEE802.11 a/b/g/n 準拠
  • 電源 : リチウムイオン 電池パック 1800mAh
  • 外形 : 131.2 × 66.5 × 9.9 ㎜ ※突起部は除く
  • 重量 : 約140g

特徴は、デュアルSIMすなわち、SIMが2枚挿しできることです。
マニアックで面白いですが、2千円スマホでは使わないでしょう。

惜しいのは、動作用のメモリー(RAM)が512MBと小さいことで、
アプリを次々と開いていくと、動作が遅くなってしまうかもしれません。

また、カメラの画素数はフロント、リアとも、
いまどきのモバイルとしてはプアな印象で、カメラ機能にはあまり期待はできません。

このへんが、イオンの2,980円スマホ端末、すなわち、Nexus4(LG製)に、
明らかに見劣りする点です。


イオンの場合は、売れ残りのNexus4を安く購入できたので、
セット販売したという噂なので、あれっきりの企画かもしれません。



まとめ


  • ビッカメのスマホはとくに新しい点はありません
  • セット物にした安心感だけが売りです
  • 端末は、イオンスマホに見劣りします
  • イオンスマホが売り切れた後の選択と判断します

ビッカメさんには、是非、素敵な端末で再チャレンジを期待します。

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